第9回しまね小中学生新聞コンクール

 「伝えるっておもしろい!」

179校から5851点のご応募ありがとうございました!

 「伝えるっておもしろい!」をキャッチフレーズに作品募集した「第9回しまね小中学生新聞コンクール」には、島根県内179校の小中学校から5851点が寄せられました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校が休校になったり、題材となる行事が変更になったりする中、調べ学習の成果やコロナ禍ならではの身近な題材を取り上げた力作の数々でした。各学年の優秀作品や、学校賞受賞校を紹介します。

〈審査委員長講評〉

島根大学名誉教授、島根県NIE推進協議会長

有馬毅一郎先生


実社会からの学びを表現


 応募作品は、子供たちが9年間の義務教育期間に学校で学びながら、身近な家庭から地域、生きた実社会から何を学んでいるかを具体的に表しています。

 本年度はコロナ禍の影響がさまざま心配されましたが、小学校低学年ではむしろ、家族との身近で貴重な体験などをまとめた、レベルが高く味わい深い作品が光を放っていました。

 小学校中、高学年では、個人的に地域にテーマを見いだし、毎年新聞作りを楽しむ人が目立ちました。例年以上に、個性的でバラエティーに富んだ新鮮で良い視点を持った作品が多いと強く感じました。

 中学校では、テーマを持った地域探訪や職場体験などの新聞作りが学級ごと、学年ごとの競い合いを通じ、年々安定的な好作品を生むようになっています。紙面レイアウトやタイトル表現などにも、学校ごとの指導の蓄積を感じます。石見部の中学校の健闘とレベルの向上が心に残りました。

 参加常連校の中で応募を見送った学校もあった一方、工夫して新聞作りを組み込んだ学校も多く、学校賞の受賞校はその代表と言えるでしょう。

 今回は審査委員の持ち回りで審査を行いましたが、多くの委員が順位付けに悩み、苦労するほど、作品が高いレベルで均衡していました。喜ばしいことです。

 中学校3年生の最優秀作品を例にすれば、現代社会の重要課題に接近し、大人の入り口に立つ人間として「働くこと」「共生」「共存」などを掘り下げ、自分の生き方に引き寄せています。それが読み手にも感銘を与えています。

 良い体験が良い学びを生み、それが良い作品につながることを改めて確認したいと思います。

<各学年の優秀作品と学校賞受賞校>

◆小学1年生の部
◆小学2年生の部
◆小学3年生の部
◆小学4年生の部
◆小学5年生の部
◆小学6年生の部
◆中学1年生の部
◆中学2年生の部
◆中学3年生の部

◆学校賞