第12回しまね小中学生新聞コンクール

中学3年生の部 

(作品をクリックするとPDFでご覧いただけます)

 <最優秀賞>

「昭和回顧録」

島根大付属義務教育学校
武田(たけだ) 麻鈴(まりん)さん




今と昔 変遷視覚的に表現

 賞をいただき大変うれしく思います。新聞作りを通して、読者の興味を引きつつ、分かりやすい情報を提供することを意識しました。特に図書館での調査で得た写真や情報を基に今と昔の変遷を視覚的に表現するために、レイアウトと文章を織り交ぜて工夫しました。このたびお世話になった出雲中央図書館の皆さまに心から感謝申し上げます。

審査委員の言葉

 ☆圧倒的な情報量。よく調べています。テーマの取り上げ方がうまい。駅弁の価格変化、町並みの変遷、古い写真をよく探しました。

 ☆時代別に分かりやすくまとめている。地元の移り変わりが、写真を使って多角的に表現されています。たくさんの情報を紙面にまとめたレイアウトが秀逸です。

 <優秀賞>

「水で繋(つな)がる安来と世界~水資源から始まる地域創生~」

島根大付属義務教育学校
大屋(おおや) 穂波(ほなみ)さん




地域をより住みやすく

 中海の水質をはじめとする山陰の自然環境には以前から着目しており、今回このような形で読者の皆さまに現状や自分の考えを知っていただくことができたことを大変うれしく思います。まだまだ発信しきれていない情報や自分自身も知らないことがたくさんあるので、この探究活動を続けて地域をより住みやすいまちにしていきたいです。

審査委員の言葉

 ☆水を通して地域、世界を考えようとした点が評価できる。中海の水質を守ることの大切さについてよく調べた。

 ☆身近な地域のことを深く掘り下げている。資料、データ、インタビューと多角的によく取材した。イラスト、グラフを交え、文字数は多いが読みやすいレイアウトになっている。

 <優良賞>

「ヒストリー&ファッション」

島根大付属義務教育学校
大谷(おおたに) 航世(こうせい)さん




時代の転換期に服装変化

 沖縄修学旅行で戦時中の服装の話を聞いたことをきっかけに、歴史とファッションの関わりに興味を持って調べると、時代の転換期に人々のファッションにも変化があり、ファッションは時代を映し出していることが分かりました。変化を分かりやすく伝えるために、イラストや色使い、レイアウトを工夫しました。優良賞の受賞をとてもうれしく思います。

審査委員の言葉

 ☆テーマが面白い。修学旅行を経て、そこで関心を持ったことをさらに調べ、考えを深めている。

 ☆戦争を服装で切っているのが面白い。レイアウトが凝っている。見出しの付け方、イラストがうまい。