第13回しまね小中学生新聞コンクール

中学3年生の部 

(作品をクリックするとPDFでご覧いただけます)

 <最優秀賞>

「日本の足跡」

島根大付属義務教育学校
横田(よこた) 芭琉(はる)さん




人を育てる力持つ「教育」

 小説「出口のない海」で、特攻隊員として出兵する兄に弟が「お国のために立派に死んできてください」と言う場面に衝撃を受け、教育と時代の関係を調べました。教育が人をつくり、人が時代を形作ると同時に、時として洗脳に近い影響を与えることに気付きました。教育は人を育てる力を持つが、誤った方向に使われると危険であると改めて考えさせられました。

審査委員の言葉

 ☆戦後の時代の変遷を「教育」で見直した力量がすごい。立派な戦後論となっている。

 ☆紙面の真ん中を川の流れのように区切り、写真を入れたレイアウトが◎。プロもよく使う手法。

 ☆メインの見出しにインパクトがある。

 <優秀賞>

「給食からみる日本の発展」

島根大付属義務教育学校
影山(かげやま) 亜胡(あこ)さん




食のありがたさ知った

 優秀賞を受賞でき、大変うれしく思います。給食のことを調べ、学校給食の長い歴史や時代の変遷によるメニュー、作り手の思いなどを知り、給食を食べているときには気づかなかった食のありがたさを感じました。私の新聞を読んでくださった方が、食事への感謝の気持ちをもってもらえるとうれしいです。

審査委員の言葉

 ☆身近な給食に着眼し、掘り下げている姿勢がよい。

 ☆生徒にとって日常的なものである給食を取り上げ、戦後を中心に日本の発展を見ている。しかも、具体的にごはん、牛乳、食器の移り変わりに着目しているのがよい。

 <優良賞>

「Let’s go to 職場体験」

出雲市立第三中学校
脇坂(わきさか) 凪(なぎ)さん




カラフルな色彩を工夫

 受賞を聞き、大変うれしいです。今回の新聞は職場体験学習を基に作成しました。私は「住環境を整える」仕事を体験しました。3日間で体験した内容全てを詰め込み、分かりやすく紹介しようとレイアウトを考えました。紙面作りで工夫したのは、人目を引くようなカラフルな色彩です。

審査委員の言葉

 ☆カラフルで見栄えのするレイアウト。

 ☆レイアウトが圧巻。たくさんの情報を非常に読みやすくまとめている。

 ☆抜群のレイアウト。タイトル、色使い、全体のまとまりがすごい。

 ☆ポップでかわいいだけではなく、詳しく調べて取材もしてあり、読み応えがあります。