第11回しまね小中学生新聞コンクール

小学3年生の部 

(作品をクリックするとPDFでご覧いただけます)

 <最優秀賞>

「ひみつをさぐれ!! 田んぼダム新聞」

出雲市立大津小学校
松浦(まつうら) 遥音(はると)君




役わり知るため水路たんけん

 さいゆうしゅうしょうにえらばれて、とてもうれしいです。大へんだったことは、夏休みの暑い日に家のまわりの田んぼや水路たんけんをしたことです。分かりやすく伝えるため、写真や地図を入れたり、水のりょうをプールにたとえたりしました。この新聞で、ぼくが住む町の「田んぼダム」の取り組みをたくさんの人に伝え、田んぼには生活の安全を守るダムのような役わりがあることを知ってほしいです。

審査員の言葉

 ☆身近にある田んぼが大雨の時には防災ダムになることに気付き、役割や実態を調べた視点が素晴らしい。水量をプールに換算して説明しているのも分かりやすかったです。

 ☆田んぼダムという聞き慣れないテーマについて、図や写真を使い、分かりやすく伝えています。字もきれいで読みやすい新聞。

 ☆取材姿勢と方法に感心しました。こんなに水がたまるとは!

 <優秀賞>

「はらぺこあおむし新聞」

出雲市立西野小学校
嘉藤(かとう) 光里(ひかり)さん




さなぎの衝撃工夫し伝える

 チョウのさなぎからハチが出てきて…。しばらくはショックで何も考えたくありませんでした。でも夏休みに気になって図書館でいろいろ調べて分かったことをまとめました。衝撃的な部分は伝えなくてはならないけれど、読んだ人が怖くならないよう、イラストで説明したり、明るい色をつかったりして紙面を明るくするように心がけました。

審査員の言葉

 ☆観察力、記録力があり、飼育の過程が立派に表現されています。

 ☆驚きのてんまつを、だじゃれを入れた見出しで面白く表現しました。スッキリしたレイアウト、とてもきれいな字で読みやすく、イラストもうまいです。

 ☆理科学習をきっかけにしているところがいい。

 ☆ショックが共感できました。「自然の厳しさ」という言葉にジーンときました!!

 <優良賞>

「カツベンしんぶん」

飯南町立来島小学校
沢田(さわだ) 七彩(なないろ)さん




島根に広がれ 活弁士の活動

 親戚のおばちゃんが「新聞に私の名前がのっているよ」と電話で教えてくれて、家族みんなで喜びました。この新聞を見ることで、全国でも少ない「活動弁士」という人たちがどういうことをしているのか分かるように書いてみました。また、新聞を見て知ってもらうことで、活弁士の活動が島根県内に広がればいいなと思いました。

審査員の言葉

 ☆無声映画を取り上げたことが面白いですね。郷土の文化について学んだこと、体験したことを分かりやすくまとめています。フィルム枠を使った見出しもgood!

 ☆貴重なネタです。この新聞で、妹さんが新聞を通してお兄さん、そして地元の大切な宝をさらに有名にしてくれますね。

 ☆映画のフィルムを意識した見出しやデザインがとてもよかったです。