第13回しまね小中学生新聞コンクール

小学6年生の部 

(作品をクリックするとPDFでご覧いただけます)

 <最優秀賞>

「平和のバトンをつなぐ新聞~出雲の戦争の記憶をたどって~」

出雲市立高浜小学校
森(もり) 蒼真(そうま)さん




知ってほしい戦争の悲しさ

 そう祖父の赤紙をきっかけに島根の戦争について興味をもち、写真展に行って調べはじめました。話を聞いたり、実際に行ったりするうちに島根も戦争にすごく関わっていることがわかり、悲しくなりました。この新聞で戦争のことについて少しでも多くの人に知ってもらい、平和について考えてほしいです。

審査委員の言葉

 ☆ひいおじいさんの赤紙から始まって、よくこれだけのことを調べました。素晴らしい取材力です。

 ☆ひいおじいちゃんの赤紙、気になりますね。何を伝えたかったのでしょうね。これからも問い続けてください。

 <優秀賞>

「動物 人間 共に生きる新聞」

江津市立桜江小学校
早弓(はやみ) 岳快(たかよし)さん




有害鳥獣被害 多方面に取材

 今年も地域の課題をテーマにしました。有害鳥獣の被害にあった人と駆除する人の話を聞きました。被害の現場を見たり、被害額を調べたりしました。一つの立場や情報だけから考えるのではなく、さまざまな立場の人の話を聞いたり、情報を集めたりして、より多くの面から物事について知り、考えるようにしたいです。

審査委員の言葉

 ☆クマの目撃から有害鳥獣について学びを深め、分かりやすくまとめている。

 ☆動物との共存は難しいテーマ。被害額など野生動物と共存する難しさがよく取材してあります。

 ☆ニュース性があります。対策もよく調べてあります。地域の課題として引き続き研究してください。

 <優良賞>

「辞書に夢中!めくって深まる言葉新聞」

 邑南町立瑞穂小学校
森脇(もりわき) 嵩(たかし)さん




辞書の魅力 知ってほしい

 小さい時から辞書引き学習をしていて、辞書によって説明が違うことや、同じ出版社の辞書でも新しい言葉が少しずつ増えていることに最近気が付きました。体調のことがあって遠くには行けないけれど、辞書を編集されている深谷先生にインタビューをすることを思いつきました。手もとにある辞書の魅力を知ってほしいです。

審査委員の言葉

 ☆レイアウトが見やすい。テーマの選び方が面白い。

 ☆言葉への興味、関心がよく伝わってきます。編集者への取材はすごい。

 ☆テーマ、記事、レイアウト、どれも素晴らしい。読んでみたくなる新聞です。