第12回しまね小中学生新聞コンクール

小学5年生の部 

(作品をクリックするとPDFでご覧いただけます)

 <最優秀賞>

「だれ ひとり とりのこさないICT新聞」

邑南町立瑞穂小学校
森脇(もりわき) 嵩(たかし)君




だれでも勉強できるように

 ぼくはぜんそくと食物アレルギーをもっていますが、学校生活の中で心が苦しくなり登校できません。だけど、自分らしい端末の使い方を見つけ、工夫することで勉強を続けることができました。ぼくが取り組んだ勉強方法や調べたことを記事にしてみました。だれでも、どこでも勉強ができるよう、同じ悩みをもつ人に読んでほしいです。

審査委員の言葉

 ☆自分を見つめながら、学びのあり方や生き方を考え、紙面で伝えています。

 ☆自分の悩みと向き合い、社会に目を向け、調べ、考えを深めている姿勢が素晴らしい。「だれひとりとりのこさない」というメッセージがよい。

 ☆コロナ禍が厳しかった時、リモート授業が盛んに行われたけれど、その功罪は?と、考えさせてくれる新聞です。

 <優秀賞>

「神様お願い!! 出雲 神だのみ新聞」

出雲市立高浜小学校
森(もり) 蒼真(そうま)君




神社の意味 知ることできた

 お姉ちゃんの高校受験の合格祈願に神社へ行ったことが、神社を調べようと思ったきっかけです。出雲では出雲大社が有名だけれど、他にもいろいろな神社があり、大発見でした。出雲市内の神社に実際に行ってみて、神社の意味や役割を知ることができました。これから、県内外の神社にも行って、もっともっと神様のことを調べたいと思っています。

審査委員の言葉

 ☆面白いレイアウト。ほどよくカラフルで、紙面の内容も盛りだくさんです。

 ☆題号を囲む鳥居がインパクト大! パンチが効いています。

 ☆テーマが明確です。神主さんの仕事って意外と知らなかったな、と、この新聞を読んで思いました。

 <優良賞>

「みんなで守ろうふるさと新聞」

江津市立桜江小学校
早弓(はやみ) 岳快(たかよし)君




田んぼやため池 残したい

 10年以上前に、みんなで市山保全会をつくって活動を始めた祖父たちが、かっこいいと思いました。ぼくも今年、米作りをすることで活動に参加できて、よかったと思います。ふるさとを守るこの活動は、若い人たちが代わって受けついでいかないと、なくなってしまうと思います。活動について知ってもらい、みんなで田んぼやため池を復活させられるといいです。

審査委員の言葉

 ☆ひと目で読みたくなるレイアウト、紙面デザインが素晴らしい。

 ☆地域の課題にも目を向け、自分の考えを書いているのがよい。新聞を通して伝えたいことがしっかりあります。たくさんの人に思いが伝わるといいですね。