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三菱UFJとみずほ銀行/固定3年0.6%に下げ/住宅ローン争奪戦激化

 三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は6日、固定型3年の住宅ローンの最優遇金利を年0・6%に引き下げることを明らかにした。三井住友銀行が先行して0・6%に引き下げたことへの対抗措置とみられる。消費税増税前の駆け込み需要が見込まれる住宅ローンで3メガバンクの顧客争奪戦が激しくなりそうだ。

 大手3行は、長期金利に連動するとされる固定型10年を5月から0・2%引き上げ年1・6%とした。さらなる金利上昇への警戒から固定型を検討する人が増えており、3行は長期金利に連動しない1~3年の短期の固定型の金利を、変動型の最優遇金利(0・875%)を下回る水準まで思い切って引き下げて顧客の取り込みを狙う。

 三菱UFJは7日から、固定型3年を0・6%(5月末時点の発表時は1・5%)に下げるほか、固定型1年を0・5%(同1・3%)とする。申し込みの受け付けは9月30日まで。

 みずほは10日から、固定型3年を0・6%(同1・2%)、固定型2年を0・55%(同1・1%)とする。7月31日まで受け付ける。

 三井住友はすでに3日から固定型3年で0・6%の最優遇金利の適用を開始した。

 14年4月の消費税引き上げにも言及。消費税が導入された1989年に57棟、3%から5%に上がった97年にも59棟を販売し、自身の年平均36棟を大きく上回った経験から、「消費税引き上げは需要拡大のチャンス」と鼓舞した。

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