インテリアのヒント

vol.143 片付け術“断・捨・離”インテリアのヒント住まいの情報ホーム

インテリアコーディネーターや建築士からのアドバイスをご紹介します。

vol.143 片付け術“断・捨・離”

インテリアのヒント(1)

 最近「段捨離(だんしゃり)」という言葉を知りました。これはヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」をもとに生まれた言葉で「断=入ってくる要らないモノを断つ」「捨=家にはびこるガラクタを捨てる」「離=モノへの執着から離れる」という意味があるそうです。

 私は常日ごろから、人が管理することのできる物の数には限界があると思い「家も時々デトックスをすると良い」と言っていました。

 すてきな家を建てたりきれいにリフォームをしたのに、その良さが生かしきれていないと感じている方、クローゼットの中に何年も着ていない(けれど高い!)服はありませんか? 押し入れの中にいつか使うかもと思って取っている紙袋や、頂いたけれど趣味が合わなくてしまいっ放しの日用品はありませんか?

 自分にとって〝今必要なもの以外のもの〟を捨ててしまうと、気持ちがすっきりします。

 段捨離の第一人者、やましたひでこさん著の『新・片づけ術段捨離』は片付けができない…と思っている方におすすめです。

(C'sデザインルーム 坂本知穂 / 山陰インテリアコーディネーター協会会員

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