当サイトのFLASHコンテンツをご覧いただくには、ブラウザの設定でJavaScriptを有効とし、Flash Player 8以上のプラグインをインストールする必要があります。
最新バージョンのFlash Playerをダウンロードしてください。
ダウンロード
2階のフリースペースは家族の本棚コーナー
伝統の木造軸組工法と先進の断熱性能の融合快適な住み心地で家族を包む「自然素材の家」
山陰の気候風土に合う“木の家”をベースに、住む人の暮らし方にフィットした「自由設計」の家づくりを提案する松工建設。松江市のM邸は、無垢の床・建具、漆喰壁、石州瓦と、ていねいな職人の手仕事が随所に息づいている。
内外すべての壁に堅くて自浄作用が高いスペイン漆喰を採用
昨年10月、松江市橋北の人気エリアに完成したM邸。棟飾りが印象的な南欧風デザインに、ぬくもりのある白壁と石州瓦を混ぜ葺きした屋根が、存在感を醸し出している。家族の通勤・通学に便利な住宅地と出合ったことで、家づくりをスタートさせたMさんご夫婦。素材・工法選びはご主人、間取りとデザインは奥さま、という風に役割分担して取り組んだ。
1階のLDKにおじゃますると、無垢の木と白壁で統一されたナチュラルな空間が広がっている。聞けば、外壁と1、2階居室の内壁と天井すべてが漆喰仕上げで、Mさんは、その中でも「スペイン漆喰」を希望した。自然素材の漆喰壁は、調湿・消臭・遮熱性に優れているが、スペイン漆喰は日本の漆喰より3~4ミリほど厚いのが特徴。時間がたつほど堅さを増し、自浄作用も発揮する。「材料はスペイン産でも、塗装してくれたのは松工建設の職人さんです。左官職人さんの高い技術力を再認識しました」と、ご主人も満足そう。ていねいな仕上げの塗壁は、無垢の木造りの空間に、清澄な空気とやすらぎを運んでいる。
山陰の冬と夏に強いセルロースファイバーとEPSボードのW断熱
合板・クロスを使わない自然素材の家づくりの良さを発見したMさんご夫婦。冬の寒さに敏感な奥さまにとって、住まいの断熱性能は大きな課題だった。松工建設が提案したのは、壁内にセルロースファイバーを隙間なく充填し、外側に遮熱性能の高いEPSボードを貼る〝ダブル断熱〟。この効果で、冬の寒さ・夏の暑さに強い断熱性能を実現した。「この家でひと冬を過ごしましたが、どこにいても快適でした」と、奥さま。ご主人も「オール電化にしたことで、前の住まいに比べ、光熱費が月額1万円くらいコストダウンできました。初めて迎える夏が楽しみです」と、手応えを感じている。
Mさんご夫婦と松工建設のコラボレーションで誕生した住まいは、強くてやさしい木造住宅の英知と職人の伝統技術の粋を集め、文字通り『世界でただ1棟の家』となった。